プラグだった。

夏真っ盛りの暑い中いかがお過ごしでしょうか。
当店もお盆休み前に完成させたい作業に追われる毎日。
ブログネタといってもさほど変わったこともなく更新もさぼっますね。

しばらく乗っていないRZのエンジン始動の作業。ご本人も4輪のメカのため
一度はキャブレターのOHを試みたそうですが、すんなり始動せず忙しさに放置となり、
ご入庫となった次第です。
キャブをあけると水の混入を思わせる痕跡がありましたのでクリーナーや
ブラストなど併用して通路を確保、しっかり元に戻してキャブセットは間違いなく組み込んだのですが
始動でず。
キックの感じでクランク室内に生ガスが溜まっているので連続キックでたまに弱弱しく始動するのですが、だめ。
よほどの生ガスかと思い込み押し掛けをするもだめ。

へとへと。

こうなるともう嫌気がさしてしまうので、別の作業を始めました。
そちらの作業も終わり閉店で車両をしまうときに
今一度そのRZをキックすると短く始動、もう一度キックするとパーンとバックファイヤがしたので、
何だ、プラグやんけ。と交換すると一発始動となりました。
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くすぶってますが新しいプラグで問題ないと思い込んでました。
このプラグ、オーナーさんが交換して始動を試みる間に生ガスや混入していた水によって
役目を果たす前に死に絶えたのでしょう。

やはり思い込みは排除し基本に戻り正確に作業を進めなくてはならないと痛感いたしました。