某量販店でRZを購入されて納車後調子が悪く何度も入退院しても改善されれなかったそうです。
そうこうしているうちにエンジン焼付きという結果その量販店は保証対象外とのことで
別のバイク屋さんに相談されたそうです。
そのバイク屋さんから当店にピストンやボーリングの相談をうけたのですが、ピストンの状態が
酷く、焼付きの原因をしっかり見つけないといけないねとアドバイスしてたら当店で
作業させていただく流れとなりました。
バラされた状態で入庫した車両ですがまさか
350エンジンに250ガスケットってすごい組まれ方されてました。
他にもステムが緩んでいたりシフトリンクが組み違ってたりアクセルのもどりがわるかったりとびっくりの車両でした。
全国チェーンの大きなお店でもこんなひどい車両を収めるんだなと残念な気持ちになった話でした。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は4月からメカニックさん入って車両販売も復活できました。
RZの車両販売と空冷Ｚ。と言ってもZ1は高価ですのでZ1000など比較的手の
届きやすいモデルをあつかっていきます。
この冬の間は今年買っていただけるように車両の下準備を進めています。
まずはフレーム。RZとZ1000です。ブラストしてウレタン全塗装です。
腰上に問題があったので分解ついでに黒に塗ったZ1000のエンジン。
暖かい春に向けて準備中です。
RZはもちろんZ系デビューをお考えの方もぜひご来店頂いて仕上がりを
御覧ください。
車体を立ち上げエンジンを搭載。
元々ついていたライトステーが社外品でどうしても気になります。
外装も全塗装です。
元のたんくがは内部のサビは少なかったですが表面の塗装が傷んでサビが所々虫食いになってました。ブラストでサビの根を落としてサフェーサーで埋まらないアバタは細かいパテつけで下地処理をして塗装という流れです。
クランクケースは洗浄、ウエットブラスト後クリヤー塗装。
クランクは分解したら大端ピンにベアリングの段付き腐食があったので当店の新品に
交換です。
フレームはブラストして塗装。ホイールは入魂の手磨きです。
エンジン部品も塗装。
キャブの中もガソリンが変質したものが固着してて、これが洗浄して調子がでるかが
心配。
お客様に誘われて淡路島で行われているPMC主催のＺミーティングに行ってきました。
すごい数のバイク。Ｚ系が多いのですが他の車種もたくさん混じっていました。
ショップ出店されているところも多くご挨拶していのは山々でしたが滞在時間の関係で
会場をぐるっとひと回りするだけで時間終了となりました。
当然わがゼス管をご利用いただいている車両もございましたが黒色ばかりで
判断も付かない中ひときわ目立つ七色の焼け色
ゼス管チタンショート。ステッカーも貼っていただいておりました。
高価で全然売れなかって最初の3本在庫が完売したときに追加で作ろうとしたら
曲げ職人さんが体調不良、例の流行病の後遺症で手曲げができなくなってという
幻のゼス管チタンショートです。
オーナーさんぜひ末永く使ってあげてください。
RZのレストア依頼です。
見た目ヨレヨレのRZでキックも降りません。
とにかくバラしてからお見積り
ガソリンの変質物でクランクも固着です
バラした部品を洗浄して使えるかどうか選別ですね。
