RZのエンジンの焼きつきでクランク側（ベアリングやサイドワッシャー）の破損からおこる焼きつき。
時にはコンロッドが折れてケースを突き破ったものも見たこともあります。
そこまでひどいのは少ないですが
破損したベアリングがケース内であばれてケースをがりがりに削ってしまったのは結構見ます。
今回の場合はサイドワッシャーが破損したようです。その破片がクランクベアリングに食い込んでロック
したようでした。
ケース内にそれほど大きな傷もなかったので省いても良いのですが、念のため亀裂チェック。ケース内から
浸透剤を塗って、外側から現像剤を塗ると言うチェックです。
きれつがあれば外側の白いところに赤い染みが出てきます。
やはり今回は大丈夫でした。
ケースにわずかかな亀裂があることを見過ごしてエンジンを組んでしまうと
次はすぐ、またそのときはより激しく焼きつきます。
気をつけてください。
