下地処理

イメージ 1

悪天候で塗装作業が進みません。湿気が多いと色を塗ると曇ってしまいます。
納期遅れ申し訳ありません。

また、納期遅れのもう一つの原因はプラパーツの下地の状態です。
純正の塗膜だけの状態は水ペーパーで研げば問題ありません。この状態を基準に作業時間の予定を立てます。またそれによって料金も設定します。ただ当店は下地処理料金に追加はいただいておりません。明瞭会計をモットーにしてます。

今回のこのRZのテールカウルとサイドカバーは再塗装品で、ラッカー系とウレタン系の塗料が重ね塗りされてました。表面のクリヤは硬いのですがし白とサフェーサーがやわらかい状態です。クリヤ塗膜が厚くそのうえ細かいひび割れがあるのでこの上から塗るわけにも行かず、ペーパーサンダーをあてると下のラッカー塗料はペーパー目に絡みつくだけで落ちません。
サンダーをあててクリヤの部分を削ってカッターの刃で少しずつ削っていきます。とても時間がかかります。