ヒゲ

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レストア作業をしていて気がついたことがあります。カワサキZ1を最近ちょくちょく手がけますが、製造時の半自動溶接の溶接棒がのこってます。半自動溶接はスタート時に溶接棒の出具合の調整に人それぞれ癖があるようで、ニッパで切ったり、溶接する場所以外で捨て打ちしたり。出過ぎた溶接棒をキャップにそって折り曲げるとヒゲが残ります。その後塗装が乗らずさびやすいし、見栄えが悪いということで現在ではヒゲはおろがスパッタ(火の粉が製品に乗って固まった粒)も落とすのが常識です。以前よく手がけたヤマハRZではヒゲの発見は過去2度ほど。扱った台数は50台ではきかないとおもいます。Z1はかならず1台に2本ぐらい生えてます。(笑)