プロペラ機

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純国産旅客機YS-11がこの9月30日をもって現役を引退するという話をツアーのパンフレットで見つけたのでどうしても乗ってみたくなりました。思えばジェット機全盛のこのご時勢、なるちゃん(嫁)と「いつかはプロペラの飛行機に乗りたいなぁ」といいながら、なかなか実現しませんでしたので、この機会にぜひ乗ろう、となりました。ただし、ちょっと誤解がありまして、プロペラ機が全てなくなるわけではなく新しいプロペラ機も存在します。事実行きはジェット機で福岡に着き、帰りYS-11で松山までいってそこからはカナダのQ400に乗り継いで帰ってきました。このプロペラ2機種の違いは歴然でした。飛行機に詳しくはないので説明しにくいのですが、離陸時の加速感がない。遅い。エンジン音が雑でうるさく振動が多い。旋回時の機体の安定感がなくて怖い。パイロットが下手なのかはわかりませんが、まるでハンドルの遊びが多い車で過積載しながらスピードを出してカーブを曲がっていく感じでした。Q400はジェット機みたいにスムーズに飛んでいました。思えばYS-11の初期設計は1965年、あのマッハ500が69年にでたことを思えば如何に基本設計がよかったかということなのでしょうがね。