その後のM6 ①

5月に引き上げて来たM6ですが、修理屋探しに右往左往。
初見で預けた修理屋さんでは、ハンドクランキングでひかかるところがあるので、
バルブ周りに異常があるのではないかとのことでした。
そこでは部品の調達が無理らしくこれ以上は進められないとなり、
別の修理屋探しです。ネットを見たり知り合いに聞いたりと。
頼れる先輩の鶴の一声「紹介したるわ」で
藁をもつかむ気持ちでお任せしました。
その方は車屋さんですが販売専門のためいろんな修理屋さんと付き合いがあってのことでした。
心配された部品調達も独自ルートをお持ちでした。それどころかあれほど嫌っていたドイツ車でしたが
部品が全て揃うってすごいことですよ。長く乗るならドイツ車ありです。価格も特別高いわけではありません。
ただ価格はその先輩が直接ドイツから取り寄せているからです。複数の問屋を経由すると外車価格になるのでしょう。



シリンダーの状態。6連スロットがしびれます。R32GT-Rに採用されたのは平成になってからでしたっけ。
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クランク側
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ヘッド回り。案の定バルブは全滅。24回もスプリング縮めるの?RZ屋には気が遠くなります。
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このような作業は根気が必要です。また、知識や経験も必要です。今の若い子がやりたがらない仕事
です。技術が途切れてしまことが残念でしかたがありません。そもそも車も使い捨て、壊れたら買い替えの
時代には納得いってないのですけどね。