以前 当店で全塗装していただいた方が あの震災でタンクが大きくへこんだということでした。
かなりへこんで、ブルーなご様子です。
ミズノモーター的には
「なおしますよ」と送っていただいたのが、
確かに、見栄えが悪いですね。
けど、ゼファーのタンク形状とこのへこみ方ならそれほど、難しくはありません。
逆に言うとゼファーのタンクでこの場所は割りと簡単にへこみます。
丸い形状の真ん中辺りなので押されすいということです。
それと、現代のタンクの鉄板の厚みは、Ｚ１の時代の３分の２です。
ということで、ワッシャーを溶接して
スタッド溶接機という、板金屋さんの機械です。
ポチッとスイッチで
ワッシャー溶接されて、
スライディングハンマーをかけてひきます。
オーナーさまには申し訳ないですが、足でタンクを押さえて両手でハンマーを引きます。
一度ですむわけではなく あちこち場所を変え鉄板の戻りを予想しながらの作業です。
もちろん、その後は、パテをつけ形を整えます。
